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理事長からのご挨拶

 慶応JSKSクラブ理事長の山﨑承一(1970商学部卒)です。
私の想い描くJSKSクラブについてお話させていただきます。
 
そもそもクラブとは独立自尊、何者にもおもねらない不羈の精神で、信ずるところを行い楽しむ、そのような集まりではないでしょうか。
その自由の裏付けは自らの意思と責任、そして経済的自立です。
創立以来85年を数えますが、設立に携わられた諸先輩の夢、戦争という荒波を乗り越え繫いでこられた諸先輩の熱い想い、そのようにして築かれてきたJS精神・文化を継承発展させてきたOB諸兄、それら多くの先輩達の想いの上に今日があります。
 そこに一貫して流れているのは“ラグビーを楽しみ、ラグビー精神を満喫したい”という気持ちです。
 
学生は4年間という限られた時間ではありますが、自分たちの信ずるところを実行する、それが若さであり若者の特権です。ただしその信じるところを自由に行うには、規律に裏打ちされていなくては放縦に堕してしまいます。その規律に裏打ちされた自由な思考と行動をJSでの4年間の学生生活で身につけて欲しいのです。
そして社会に出てからも己の信じるところを実践できる人間に成長したいものです。
学生の皆さんは思う存分ラグビーを満喫してください。JSKSクラブはそんな環境を提供します。
 
OBの皆さんは自らの体験からJSKSでのラグビーを通した4年間の生活で大いに得るものがあったと深く信じています。
それは生涯の友を得ることであり、一人の人間として確たる生き方をつかむことです。
JSKSクラブのメンバーとして生涯の友を得たり、人間として成長するのは、ラグビーに対する真剣な取り組みを通してのみ得られるものであることは、それを経験されてきたOBの皆さんの一致する認識だと思います。
真剣な取り組みの場に身を置くには“なんとしても目的である勝利を達成するのだ”、という強い意志をもったチームの育成がコアであることは自明のことと思います。
そのような強い意志を培うためにも、置かれている環境の中で最大限の情熱をラグビーに注いで欲しいのです。そして一生の宝となる果実をつかみとって下さい。
強いチームを目指し切磋琢磨していくことでJSKSの伝統は積み重ねられていきます。
OB諸兄も学生のそのようなチャレンジが可能な環境づくりにサポートをお願いします。
 
JSKSクラブとして、取り組みたいもう一つのテーマはクラブライフの充実です。会員相互はもとより、ファミリーを含めた交流の場を作り、学生からOBまで世代を超えた交流を図りJS精神、文化の伝統を語り継いできたいと思っています。
学生、OB,家族が一体となったコミュニティーをつくり、クラブとして社会との関わりを持つことができれば素晴らしいなと夢を描いています。
ラグビーを通じて、クラブ生活を通じてスポーツマンシップ、フェアプレーの精神を身につけた青年を社会に送り出せるとしたら、これこそラグビーを満喫させてもらっている我々JSKSができる社会への恩返しです。
 
JSKSクラブはこのようなクラブです。
ラグビーが好き、思い切りラグビーを満喫したいと考えている学生の皆さん、JSKSクラブの門を是非叩いてください。
 
          慶応JSKSクラブ理事長  山﨑承一




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