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J.S.K.S.増刊号

紅葉の季節(小池治樹)

投稿日時:2014/11/04(火) 23:51

どうもみなさん、慶應JSKS3年の小池です。


今シーズンは三郷に一切行かずに済むと思うと嬉しくてたまりません(雨の後のグラウンドは最悪…)。
その代り、今シーズンは3回も拓殖大学のグラウンドにお世話になりました。拓殖大学のグラウンドは高尾にあり、きれいな紅葉が見れればと思っていました。


しかし


1回目は、土砂降りのなか、まったく紅葉していないことに少々がっかりしました。
2回目は、晴れていたものの結局あまり紅葉していなくて残念に思いました。


そしてこの間の日曜日、3回目の拓殖大学でやっと紅葉する高尾の姿を見ることができました。
やっと高尾まで行った甲斐があると思った次第です笑


とまあ、ぎりぎりの人数で乗り切った夏合宿から2か月が経ちました。
様々な問題(怪我人とか、○○とか、△△とか…)を乗り越えて、秋シーズンも残り一試合を残すだけとなりました。
これから一か月以上も空くので、怪我人はしっかり治して最後の試合をベストな状態で臨めたらと思います。


今シーズンの6試合の中で、特に自分が気に入っている試合は第1試合(対明治MRC)と第6試合(対くるみ)です。
もちろんこの2つの試合は勝利したから気に入っている面もありますが、それ以上に、試合に臨んでいたメンバー全員が80分間ずっと集中して、勝利に執着して試合ができていたことを嬉しく思います。


ラグビーは「グラウンド上の選手だけでなく、リザーブやマネージャーも含めて、チーム全員で80分間タイトに戦うスポーツ」です。
これまでのラグビーキャリアを通して、この言葉の意味は「理解」してきたつもりです。
しかし、これほどまでに「実感」させられたことはなかったと思います。
誰一人として気を抜くことなく、集中して試合をする。
時にはミスもするし、チャンスも巡ってくる。
その一つ一つのプレーに周りがサポートする。
サポートしてもらった個人はみんなのために体を張る。
一見単純なことのようですが、このことを「実感」することができる場が、果たして世の中にどれほどあるでしょうか。


「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE」。
よくラグビーを形容する言葉として用いられます。
JSのメンバーは、みんな個性があって、性格、体型、ラグビースキル、ラグビーに対する思い入れも人それぞれ違いがあります。
でも、そんな多様な個人が集まった集団であっても、大事な試合、大事なプレーの時に、心を一つにして我武者羅に頑張ることができるこのチームが好きです。


そこで、なぜこれほど多様性に富んだメンバーが、どうしてこのJSに所属してラグビーをしているのか。
それこそ個々人で様々理由があるでしょう。
でも、各々の理由の根幹には絶対「ラグビーが好き」という気持ちがあると確信しています。
そして一番ラグビーが楽しいと感じられるときは、困難な相手に全力でぶつかり「勝利」したときだと信じています。
だって勝ったら嬉しいから。


少々くさいことを言ってしまった気もしますが、これが本心なので気にしません笑


気づいたら3年生ももうすぐ終ってしまうし、いよいよ「就活」などというビックイベントの足音が感じられるようになった今日このごろです。
でも、先のことを心配しても始まらないので、今は目の前のラグビーに集中し、いい形でシーズンを終えたいと思います。


また、先日のような「熱く激しい」ラグビーがしたいですね。


とりあえず頑張ります笑
(長文失礼しました)

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