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J.S.K.S.増刊号

2022クラブ選手権 vs慶應KER戦講評

投稿日時:2022/12/02(金) 02:50

リコタイ戦、お疲れ様でした。

今回の講評をPOMの柄澤に代わりまして執筆させていただきます、2FL/No.8の堀内晶貴です。

高校の同期や後輩が多くプレーしており、個人的に楽しみな一戦でしたので喜んで代筆したいと思います。

今シーズン最後の公式戦ということで真剣に振り返りますが、どうぞお付き合いください。



試合前はJSワンサイドの試合になると考えていましが、蓋を開けると335

当日試験で欠場したリコタイの友人は

「スコアしか見てないけど、いい試合したみたいじゃん」

と言ってやがりました。

なんとも言えません。悔しい。




確かにワンサイドと言えるような試合ではなかったですね。

特に序盤は攻めているのに決めきれないと自らを焦らすような状態になり、

焦りを感じていたのは事実です。


中村くんが誰よりも興奮した顔で

「み、みんな!!!オッ、オチツケ!!!」

と叫んでいたのはよく覚えています。

ミニバスをしている小学生の頃の自分を見ているようでノスタルジーを感じました。

ありがとう中村、おかげで頭が冷えたよ


前半途中、モールからトライが2つ生まれ、

最初のトライは1個の固体のような勢いのあるモールでよかったと思います。

誰かモールの下敷きになっていましたね。

かわいそうに(笑)

2つ目も崩れてしまったものの前に出ることができ、その後のFWの反応もよかったです。




しかし、欲を言えば前半15分までにこれをやりたかったです。


(というか自分今シーズン初トライなのに皆喜ばなさすぎじゃないですか?)

(あまりにもみんなが静かだからトライライン間違えたかと思いましたよ。)

喜べよ、もっと


全体的にDFはよく守れていました。

インサイドアップは依然として課題ですが、

BKDFラインは安定していたんじゃないでしょうか。

動画でサッと見ただけなんでよくわからないですけど。



個人的にも良いシャローディフェンスができたので

とても飯うまです。

自分でトライ取った瞬間よりリアルに数十倍気持ちかったです。


後半は相手の消耗とFWの力強さでトライを重ねることができました。

交代で何人かポジションが入れ替わりましたが、普段と違うメンバーで楽しかったです。




最後にまとめですが、

少し厳しく締めたいと思います。


これまでの試合でも良いところまで行くが決めきれなかったということは多くありました。

相手の力が大きいということもありましたが、

(こんな言い方は失礼ですが)

今回の相手は格下でした。


正直

「この相手に俺らこれだけしかトライできないのか」

と自分は思っています。


コンタクトや走力、スキルで他のチームに大きく引けをとっているとは思いません。

ただ、チーム全員が(少なくともスタメンが)

これやれば100%トライが取れる!

と自信を持って言えるプレーがあるでしょうか。

モールやスクラム、BKのラインアタックなど

強さ・上手さあるとは思いますが、

絶対的な決め手となるプレーだとは正直言えないでしょう。


確実にトライが取れてチームに勢いがつくようなプレーを持つことがこれからのJSの課題だと考えています。


今回の試合、勝ったからこそJSの弱点・課題を認識できたと思います。

そしてこの弱点を克服し、

来シーズンはクラブチームNo.1を達成しましょう。




最後になりますが、4年生へ

4年間のJS、お疲れ様でした。

短い間でしたが、とてもお世話になりました。

来年、気が向いたら試合でも見にきてください。


長くなりました。すいません。

以上vsKER講評でした。ありがとうございました。


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記事タイトル:2022クラブ選手権 vs慶應KER戦講評

(ブログタイトル:JSKSラグビーフットボールクラブ)

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