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J.S.K.S.増刊号

2022シーズン総括(主将: 山本大貴)

投稿日時:2022/12/16(金) 19:42

主将の役割を終えた途端、怠惰な生活を送っています。

2022年度主将、山本大貴です。

 

もう書くことないよ、、。

という気持ちをぐっと抑え、筆を走らせております。



先日卒部試合という名の「追い出し試合」が行われました。


竹原との抱擁、この絵面はっきりいって観てられない


27-27で迎えたラストワンプレー、ショットを任されましたが、私が蹴りこんだボールはポストに直撃。


得点となることはありませんでした。



持ってるんだか、持ってないんだか、、。

 


また、最後のチームトークにてサプライズの贈り物をいただきました。

大切にします、ありがとう。

 


さて、今シーズンを締めくくるブログを書かせていただきます。


決意を記したブログはこちらをお読みください。『あの瞬間(4年 山本大貴)』JSKS90期主将、HOの山本大貴です。 大会前のブログリレーの最後を飾ります。同期のみんなの、それぞれのブログに詰まった想い、しかと受け取りました。 今回の…リンクameblo.jp


まもなく終わる人間がだらだらと書いてもしょうがないので、さっと振り返ります。


先日、「話が長い」という後輩からのクレームもあったので笑笑



 

今シーズンのクラブ選手権の我々は、初めて「挑戦者」と自負できるチームだった。

 

なぜなら、明確に「準備」して、相手を「意識」して毎試合に臨んでいたからだ


挑戦者を名乗れるのは、それに足る準備をしているものだけだ。

その点でいうと、有言実行か?


雄大の捉え方と違い、私は「実力差」の様なものを感じた瞬間はほとんどなかった。

 

今更言うのは負け惜しみに聞こえるだろうが。


私は本当にそう感じているし、信じてやまない。

 

それに足るメンバーが揃う、本当にいいチームだと思う。


だからこそ、結果が伴っていないことが本当に悔しい。


幼稚にも、「これが実力だ」も割り切れていないのが正直なところだ。

 

まあ、悔しがっていても何も始まらないし終わらない。


「クラブチームNo.1」への無念は、かぐらをはじめとする後輩たちに託そうと思う。




後輩たちに伝えたいことを2つだけ。

 

1つは、今年蒔かれた様々な「種」を取捨選択してほしいということだ。

 

ラグビーにおいては、アタックもディフェンスも「自分たちの闘い方」を明確にする事に時間をかけた1年間であった。

 

「目標」=「理想像」がない限り、その手段も考えられない。

 

今年のテーマに掲げた”All Option”と”Attacking Defense”は、JSKSというチームに即した良いシステムだったと思う。

 

ただ、中山が書いていた通り、どちらも発展途上だ。

 

さらなる変化が楽しみなくらいに、どちらも発展の余地を残している。

 

アタックは「点の取り方」をまだまだ突き詰められる。

今年のチームをベースに、来年こそはまだ見つけられていない自分たちの「解答」を見つけられるはずだ。

 

ディフェンスも、まだまだ攻撃的になることができる。

全員の意思統一の上で成り立つDFほど強固なものはない。

 

それぞれ要素を足し引きしながら新しいチームを創ってほしい。


 

また、言葉にするとチープかもしれないが、ラグビー以外の「チームの絆」もまた重要視された1年間であった。

 

昨年のチームから行われていたものをより深め、学年の垣根を超える取り組みがおこなわれた。


それが、過去最大の熱量を持つチームを創り上げたできたと思う。

 

こんな活動もまた、アップデートしながら続けてくれれば幸いだ。


なお、かくいう私は、当初はこの要素をそんなに重要視していなかった。

 

私自身は練習中に明るくコミュニケーションは取れているほうだったし、わざわざ機会をこちらから創らなくてもいいんじゃないかと感じていた。

 

そんな中、この部分を大事に考えている中山と雄大という幹部がいて、提案してくれたことから話が動き出した。

 

蓋を開けてみると、本当にやってよかったと思う。


自分は知った気になっているだけだった。

沢山のチームビルディング活動で、私の知らないチームの一面を数多く知ることができた。

 

提案してくれた2人、ありがとう。



 

もう1つは、「全てをモチベーションにして楽しんでほしい」ということだ。

 

雄大が「日々のグラウンドに集まるモチベーションはそれぞれ違っていい」といっていた。

 

これは確かに言う通りだ。

言う通りだが、私はここに1点付け加えたい。

 

今シーズン、例年よりもちょっとだけ真面目に、考えながらラグビーをしてみてどうだっただろうか?


「意外と楽しい」と感じた人が多いのではないかと思う。

というよりは、多かったら嬉しい。

 

私も、楽しく騒ぐことは好きだし、仲間とふざけるのも好きだ。

幹部じゃなければふざけ倒して怒られることあっただろう。

 

それも楽しいけど、ラグビーという競技自体も楽しいに違いない。

 

どっちかをモチベーションにするとか、そんなことじゃない。


誰しもが、全ての要素を楽しめるはずだ。

 

競技も、仲間も、雰囲気も、

全てを楽しいと感じようとするマインドを持ってほしい。

 


つまらない練習に、つまらない思いのまま取組んだら、そりゃつまらないに決まってる。

 

上記のような気持ちをもつことができれば

比較的つまらない練習を盛り上げる事も、練習中に意見を発してみることもなんてことない。



これが、私のラグビー人生の中で辿り着いた一つの解答だ。

少なくとも、自分はそうだと信じている。。

 

JSKSにはまだまだ伸びしろがある。


それは役職とか、何も関係ない。

後輩1人1人ずつに眠っているものだ。

 


何もわからず決意だけを持っていた2月。

 

比較すると、目まぐるしい日々の中で沢山のモノを得たと感じる。


経験・感情・結果、、全てを生み出してくれたのはまぎれもなくJSKSのメンバー全員だ。

 

最初はたった5人だった。

そんな小さな5人の輪が、こんなにも大きな輪に広がった。



集合写真が2枚なのは、片方に載ってない人への配慮です


みんながついてきてくれたおかげだ。


改めて、本当にありがとう。


 

私・山本大貴を主将として発足した「JSKS2022」シーズンは、このブログをもって終わりです。


無数の支援を得て、ここまで駆け抜けることができました。


ありがとうございました。

 

数多くの先輩・同期・後輩と引き合わせてくれたJSKSというクラブに最大の感謝を記して。


山本大貴

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