J.S.K.S.増刊号
2022クラブ選手権山梨学院Green Eagles戦講評
投稿日時:2022/10/19(水) 19:00
こんにちは。2年SOの岩崎葉介です。
今回のブログではクラブ選手権第二戦の山梨学院Green Eagles戦の講評をします。
またこの試合のPOMに選んでいただいたことを嬉しく思います。ありがとうございます。
山梨学院さんは昨年17-65という屈辱的な大敗を喫した相手ですが、自分自身今年は全然戦えない相手ではなく、むしろ今のJSなら絶対勝てると信じて望んだ試合でした。
前半の入りは今シーズンの試合の中でも最高でした。スクラムで体育会の山梨学院相手にターンオーバーに成功し、敵陣へと入り、テンポのいいアタックで相手のミスを誘う。すかさずペナルティーゴールでJSが先制します。その後はお互い良い攻撃、ディフェンスがありながらも点が取れない状況が続きます。そんな中、相手の得意とするモール攻撃から山梨学院に1トライを許しますが、前半終了間際に連続攻撃からJSが1トライ取り返します。トライ後のコンバージョンキックを成功させ、10-5とリードした展開で試合は後半に入ります。
後半も前半と同様、緊迫した展開が続きますが、山梨学院の素早い的確な判断で立て続けに2トライを許してしまいます。それでもこの日のJSは負けているからといって落ちることなくまだいけるという雰囲気がチーム、ベンチを通してありました。一時はペナルティーゴールで点差を6点、1トライ1ゴールで逆転可能な点差としました。しかし、後半終了間際に山梨学院にスクラムで押されトライを許し、最終スコア13-24でノーサイドとなりました。
↑トライ後のシーン
試合を終えた後の私は何か納得のいかない敗北だなと思いました。
モール、ピック、キックパス、スクラム。特別自分たちのミスで崩されたわけではない。自陣深くまで入られたといえばそうですが、最後のひと踏ん張りができなかった自分たちの甘さ、後半の取るべきとこでしっかりと点を取ってきた山梨学院さんの強さだったのかなと思いました。
また試合について振り返ると、アタックでは事前の分析通りディフェンスラインを上げてくる相手に対して効果的なショートパントの活用、スペースへのボール運び。ディフェンスでは相手モールへの対応、シャローディフェンス。通用する部分は大いにありました。しかし同時にアタックの連携不足で攻め手が無くなったり、個人的にはエリアマネジメントの面でも改善するべき点はあったのかなと感じています。
4連戦の2戦目、次の相手はくるみクラブです。展開が早い相手だからこそ相手の波に呑まれたら難しい試合になってしまうと思います。自分たちのペースで試合を運び、やりたいことをさせず、次こそ納得のいく勝利を掴み取ります。絶対勝ちましょう!
記事タイトル:2022クラブ選手権山梨学院Green Eagles戦講評
(ブログタイトル:JSKSラグビーフットボールクラブ)
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