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J.S.K.S.増刊号 2022/11/10

2022クラブ選手権 慶應BYB戦講評

投稿日時:2022/11/10(木) 23:18

こんにちは。慶應BYB戦に5番で出場した2年の柄澤秀介です。先週のGW戦より骨折から復帰していました。気に掛けて態々声まで掛けてくださったOBの方々、ありがとうございました。
また、今回の試合でもPOMに選んでいただきました。みんな素晴らしい活躍だっただけに嬉しさもひとしおです。



今季の大目標の一つ、「慶應の他チームを圧倒する」を達成するべく、また勝ち点的にもこれ以上負ける訳にはいかないということで、各々気合を入れて臨んだ試合でした。


BYBはウチと違って試合の入りが非常に良いチームという印象があり、春のKCRFでもそれで流れを持って行かれてしまったので、序盤からコンタクトで圧倒して主導権を握ると言うことをテーマに据え、アップから積極的に取り組みました。

積極的にアップする人たちの図


果たして試合が始まり、開始数フェーズ目にジャッカルを決め、そこからラインアウトモール、バックスのサインプレーが決まりトライ、と言う理想的な形での先制を、開始数分と言う理想的な時間に奪うことが出来ました。そこから手を緩めることなく計6トライを奪うことが出来ました。




猿でもわかる先制トライ

もしかしたらOBの方も読まれてるかもしれないので念の為訂正なのですが、会報誌の方では誤植があり、5番の自分が2トライ取ったように書かれていましたが本当は0です。一本は体調不良中村(4番)の命からがらトライ、もう一本は我らが主将大貴さん(2番)のスーパースマートトライです。



FW、BKが一体となった良い攻撃ができていたと思いますが、何より、トライ目前まで何度も迫られた中で相手の得点を0点に抑えた事が1番の成果と感じています。BYBを今季完封したのはJSKSだけです。全員の懸命なディフェンスがスコアに現れたものと思っています。特にラック付近の攻撃を凌ぎ切ったラスト1プレーは、ラグビーを、FWをやめられない理由が詰まった1プレーでした。

ともあれ、初勝利を挙げることができてホッとしています。最終スコアは34-0でした。

次戦は11/27、相手は慶應理工体育会です。無論、「圧倒」する対象です。今回同様、一切の油断・慢心を持たず、しかし自信を持って戦います。とは言えBYB戦から3週後と大分期間が空き、しかもこの間に三田祭による休講期間が挟まるのでどうしても気持ちが弛んでしまいそうです。どうにかして意識高く最終戦に臨みたい所存です。
ついでに言うと個人的目標は、最終戦でもPOMに選ばれることです。全6試合のうち半分の3試合で、しかも自分は4試合のみの出場なのに3回も選ばれたら流石に格好良いと思うので頑張って目指します。
泣いても笑ってもラスト1試合、な訳ですがめちゃくちゃ笑えるように最後の1秒まで全力で戦いましょう!