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J.S.K.S.増刊号 2022/11/3

2022クラブ選手権 vs 早稲田GW戦 講評

投稿日時:2022/11/03(木) 11:41

お世話になっております。

JSKS主将、4年の山本大貴です。


今回は早稲田GW戦の講評を記します。


また、私事ですが本試合のPOMに選ばれました。若干の情けのようなものも感じますが、とても嬉しく思っています。


以下、本編です。

具体的な想いはまた書くタイミングがあると思うので、試合内容にフォーカスして記したいと考えています。



10/30、早稲田GWとの一戦。


本来9/25に予定していた試合が1ヶ月延期になった上でのスケジュールでした。


当初から「最も重要な試合」と位置付けていたGW戦を前に、チームの士気はことさらに高まっていました。



怪我人もいる中で最善のメンバーを選出しました。


結論、試合は、0-28で敗れました。


スコアだけみると「昨年度と同じような試合」という感覚に陥るかと思いますが、内容は全く違うものになったと確信しています。


その違いは、「JSKSが描いていたプランの実行度合い」において、です。


特にDFは、JSKSとして準備してきたことがかなり機能しました。


相手のATを理解し、DF側から仕掛けていくという「アタッキングディフェンス」を大部分で行うことができたと思います。


もちろん、GWの勢いのあるアタックをみてしまう場面もありました。

しかし、「場面に応じてDFを使い分ける」ということもまた重要なことなので、そんなに問題ではないと振り返っています。


やはりタックルというのはラグビーの根幹であり、最も重要なプレーであると再認識しました。













全員、本当によく体を張っていたと思います。


一方で、エリアマネジメント・アタックについては、プランを遂行できたとはいえない結果となりました。


後半はエリアをコントロールできる場面がありましたが、特に前半はGWにエリアの主導権を握らせてしまいました。


また、アタックに関しては「JSKSはどう得点を取るのか」という部分の強固な認識ができていないと痛感しました。


個々のコンタクトは決して弱くありません。


しかし、

「組織としてどう崩すのか。」


この部分の準備・イメージの不足が敗因だと考えています。



定期戦も兼ねていたため、写真撮影など簡単なセレモニーを行いました。


本当に悔しい結果ですが、私たち4年生に関しては、GWとの長い戦いもノーサイドです。


最後に、GWさんと混ざり合って写真を撮らせていただきました。



語弊を恐れず申し上げると、

交流するところはしつつも、1人でも多くの後輩に「復讐の炎」を燃やし続けてほしいと切に願っています。


そうなることで初めて、今シーズンの挑戦に意味が生じるのだと考えています。



残すは慶應ダービーの2戦です。


BYBにも慶應理工にも負けてはいけませんし、

負ける気もさらさらありません。


残り1ヶ月練習を重ね、

「2022年度のJSKSとはなんだったのか」


これを体現した試合をします。


最後までご声援・ご期待のほどよろしくお願いします。


山本大貴