J.S.K.S.増刊号 2022/10/26
2022 クラブ選手権 vsくるみクラブ戦 講評
投稿日時:2022/10/26(水) 10:13
こんにちは。2年FBの大川原輝樹です。
今回このブログではクラブ選手権の第3戦くるみクラブとの試合の講評をしていきたいと思います。文を書くのは苦手ですが、前の2人に恥じない程度には頑張りたいと思います。あまり期待はしないで下さい?
そして、大変恐縮なことに、この試合でPOMをいただきました。推薦してくださったのは相手の13番の方だったそうです。試合当日の夜偶然渋谷で遭遇した際に教えて下さいました。本当にありがとうございます。非常に光栄です。対戦ありがとうございました。
今シーズンが始まるにあたって、私自身くるみクラブを非常に警戒していました。去年とメンバーが大きく変わったということもありますが、それ以上に「1部のチームを全部喰ってやる」という気持ちが垣間見えたからです。くるみクラブには自分の高校の頃のチームメイトが数多く所属しており、彼等と話しているとそういった雰囲気を強く感じました。
試合に関して言えば、今回の試合は前半の入りの時間があまりよくなかったです。これまでの2試合の入りが非常に良かった分勿体無かったように思います。前半の最初でいきなり相手にトライを許してしまい、その後JSの持ち味でもあるディフェンスで粘りはしますが中盤でもう1トライされてしまいます。ですが、だんだんと敵陣で攻撃をする時間も増えてきて、前半のラストのプレーでJSが1トライ返しました。個人的に、このトライは「みんなで繋いだトライ!」という感じがしたし、練習の成果がきっちりと出たトライで非常に気持ちよかったです。そのあとのコンバージョンも決まり、7-14で前半を折り返します。
↑雄大さんマジナイストライっす
後半の入りですが、こちらも前回の試合同様あまり良くなかったです。チーム全体としてフワフワした雰囲気があったようにも思います。
トライ数的には2-1とJSの方が多かったものの、自陣の中央部分でのペナルティーからPGを2本決められてしまい、結果的には後半だけでは、10-13。試合全体でみたら17-27と10点も差が開いてしまいました。相手がPGを決めやすいところでのペナルティーでは、こういった接戦では命取りだとよくわかる試合でもありました。
チームとして押されてしまう時間が生まれてしまうのは仕方ないことではありますが、そこで相手に得点を許してしまう場面が今回の試合は特に多かったように感じました。そう行った時間帯での粘るラグビーをJSはできると僕は思います。泥臭いディフェンスを続け自分たちの時間帯で得点を奪う。これこそJSの強みだからです。
アタック面に関して、今回の試合でもあまり継続した攻撃の場面はなかったので、この先の試合ではいわゆるDゾーン以外ではキックに頼らずにアタックを継続させることも重要だと思います。また、ラックをめくられる場面もいくつかあったので、オーバーに入った人は前をしっかり見て固める、などこれからに向けても対策はまだできることが沢山あります。
2022年10月
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