J.S.K.S.増刊号 2022/9/14
終わりをどう迎えるか(4年 武田佳樹)
投稿日時:2022/09/14(水) 04:26
こんにちは。
JSKS主務 武田佳樹です。
私は"喋る"という機能に能力が全振りしてしまったのか文章を書くことが非常に苦手なので、変な言い回しになっているかもしれませんが、最後までお付き合いください。
ここ数日は、同期のブログを読む中で、自分のこれまでのラグビー人生においても色々なことがあったなと回顧しておりました。
始まりを辿れば青山高校に入学した春でした。
あの頃は、今の私からは想像できないくらいに華奢な少年でしたが、気付けばラグビーというスポーツが有する魅力に何となく取り憑かれていました。
これまでのラグビー人生を振り返れば、沢山の喜ばしい記憶が想起されます。
パスが上手くなったこと、いいタックルができるようになったこと、トライが取れるようになったこと、試合に勝ったこと、そしてそんな喜びを分かち合ある仲間が出来たこと。
一方で、大きな怪我も経験しました。脳震盪、膝蓋骨脱臼、タイムリーではありますが、今は左腕を骨折しており、プレートを挿入しています。
左腕は8/21に折りました。
聞いたこともないような骨が折れる音は、多くの喜びを分かち合える仲間とのラグビー人生の終わりを告げるものだと当初は感じておりました。
ただ、プレート挿入の手術や同じような怪我をしているトップ選手の存在から、まだ自分は終わることができないと強く感じました。
ただ、辛いことに結果的にどのように選手としての人生が終わるかは分かりません。
運良くまた仲間と共にグラウンドに立てるかもしれませんが、そうとも行かない可能性もある。
だとしても私は、前者の目的を実現する為にひたすら準備を続けます。たとえそれが熾烈な事だとしても。
この状況は今の我々にも似た部分があるかと思います。
我々は、大きな目標を掲げるチームとして自分たちの終わりをどう迎えるかはまだ分からない。
我々は、シーズンの目標として設定した"クラブチームNO.1"という目標を達成したい。
その為に目の前にある事に必死に取り組み続けなければならない。
そんな想いを込めて、"Dream Come True"という言葉を選びました。
私の座右の銘である、"人間が想像できることは、人間が必ず実現できる。"という言葉とも繋がりがあり、とても思い入れのある言葉になります。
必ず自分たちの理想を実現しましょう。
私も全てが終わる前に必ず戻ってきます。
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