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J.S.K.S.増刊号 2023/9

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名言のすゝめ (3年 中村侑希)

投稿日時:2023/09/27(水) 18:00

こんにちは

履修登録に追われている3年中村です。

履修申告したときの熱意は2週間で消え、4か月後には絶望に変わります。

計画的に申告しましょう。

 

2年の廉くんに指名されました。ありがたい。

書くことは全く思いつかないのに指名されると少し嬉しいこの矛盾、、

廉は未経験ながらその上達は目覚ましく、特に持ち前の明るさで練習を盛り上げてくれます。さすが湘南の男

 

とりあえずうちのねこ、ねこに文脈は不要 

 

 

【最近のjsks(と ぼく)】

 

日曜GW負けました。10点差悔しい。GW戦の振り返りは廉くんがしてくれたので割愛しようと思います。

 

春シーズンから夏休みはじめは勉強ばかりしており、当時ごく僅かに残っていた(はずの)筋肉と体力を失いましたもっとも、まだ何も成し遂げていません)。なので今年は応援かな」と薄っすら思っていました。

ところが、ありがたいことにここまでの2戦とも出場させていただいております。ほんとうにびっくり。かぐらくんも粋なことをするものです。

 

精悍な横顔してるぼく

 

彼や副将篠崎くんの期待に応えるべく残り4戦も尽力したいと思います。

週末MR倒しましょう。

 

志木高思い出ショット この絵はかぐら作 前向けよ

合宿にて 

 

 

【最近ハマっていること】

 

ないです

              

 

                おわり

 

冗談です。でも、こういうときにパッと出てくるものがない自分が悲しい。なかなか書くことは思いつかないんですよね(ワールドカップはもちろん見まくっています。今年も南アとJVDFに期待)。なにかおすすめの趣味教えてください。

ただ必死に思い返すと最近のマイブーム(?)が一つだけありました。

 

名言 です。

 

いまいちしっくりこないと思います。古着でもプリンでもなく名言。でもよく考えると名言って結構すごいと思うんですよね。

 

たいていのものは時間が経てばなくなります。でも、昔の人のただの言葉が「これは本質的だ」「これは真理だ」と支持されて現代まで受け継がれていく、これはなかなか乙といえるのではないでしょうか。

 

私はかなり思い悩み、落ちこみやすい性格のため、先人の知恵に助けを求めることがよくあります。

私の好きな名言の紹介と(超)僭越ながらコメントをさせていただきたいと思います。

 

1「釣れないときは考える時間を魚からもらったと思えばいい。」

 

深いお言葉。準備をしても結果が出ないことはあります。そういうときにも信じてじっと待つ。焦らないこと、むしろその状況を楽しめるような余裕を持った大人になりたいものです。

アメリカの小説家ヘミングウェイの名言です。(ヨルシカの「老人と海」すきです)

 

蓼科での釣り 荒木は一瞬で釣れてたけど、ぼくはなかなか釣れなくてあせった 

 

2「楽観主義者はドーナツを見て悲観主義者はその穴を見る。」

 

ユーモラス、それでいてハッとする言葉。同じ事実があっても捉え方は人それぞれです。そこにないものを考えるよりあるものを考えていた方が楽しいはずです。

私もドーナツを見る前向きな人間になりたい。

イギリスの詩人オスカー・ワイルドの名言です。

 

3「我々は他人と同じになろうとして自分の4分の3を失ってしまう」

4「自分らしくあれ。 ほかの人の席はすでに埋まっているのだから。」

 

自分と他人を比べて落ち込んでしまうときありますよね。私もあります。というかそういうことしかないです。

でも人は生まれながらに異なる生き物であり、違った個性があります(まるでラグビー、、!)。

他人と比較するのではなく、過去の自分と比較する方が有意義なのではないでしょうか。

3はドイツの哲学者ショーペンハウアー、4はオスカー・ワイルドの名言です。

 

中村のくせに真面目なこと書いてるので、全く関係ない写真をいれときます

後輩(81)にフィジられるぼく POMおめでとう

 

5「選択した道にしかないものが運命であり、選択した道で努力するのが人生である。」

 

人生は些細な選択や重大な選択の連続であり、これでよかったのかな、、と選択を後悔したくなることもあります。

 

でも、選択するということをよく考えてみると、それは眼前に広がる無数の道から1つの道を決めるということといえます。

もし他に存在していた無数の道のどれかを選んでいたら(もし今の選択をしていなかったとしたら)今の出来事は起こらなかったはずなんですね。

だからこそ、後悔ではなく、自分のした1つの選択、挑戦を尊重してその道で努力し、よりよいものにすることの方がずっと有益といえるのではないでしょうか。

 

たとえば、私は中学まで5年近くやっていたバスケットボールをやめ、高校からラグビーをはじめました。

高校の練習はあまりに辛く何度もやめたいと思いました。それでもなんだかんだ続けて、大学ではJSKSに入りました。

そのおかげでみなさんという素晴らしい仲間と出会えました。

 

これからも自分のした選択に自信と誇りをもって努力していきたいと思います。

 

これはなんとの考えた言葉です。

 

 

 

少し迷言も混ざってしまいましたが、まだまだ紹介したい言葉はたくさんあります。よかったら聞いてください。

 

自分の経験や思考では解決できないときに、はるか昔の先人の知恵に頼るのも悪くないのではないでしょうか。

 

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次のブログは、無邪気でありながらも頼れる存在である 

篠崎くん にお願いしたいと思います。

 

副将としてではなく、一部員として肩の力を抜いて書いてほしいです

 

篠崎くん、お願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロマンを着るのが古着 2年小林廉

投稿日時:2023/09/25(月) 02:53

 こんにちは!2年小林廉です。理紗さん指名ありがとうございます!「窯出しとろけるプリン」をはじめて食べた時の衝撃は忘れられません。理紗さんの後で恐縮ですが、是非お付き合いください!


【最近のjsks


 日曜日にはずっとターゲットとしてきたGWとの一戦がありました。武蔵野陸上競技場で、横河武蔵野アトラスターズさんのとダブルヘッダーという最高の環境で試合をさせていだたくことができました。本当にありがとうございます!!


 前半、GWに先制を許すもBKのいい展開でトライを決めて食らいつき、5-20で折り返します。後半の中盤、荒木くんのキックから仁科さんのビッグゲイン、PGを決めて勢いづきます。FWがいいテンポで相手陣内深くへ侵入し、最後は塩田くんが押し込みトライ。DFでも、試合を通じて、キャプテンの宗良さんや矢井くんをはじめとして、痺れるタックルがたくさんありました。しかし、惜しくも15-25GWに敗れる形となりました。


GWさん、ありがとうございました!


 POM1年の矢井堅二朗くんでした!1年生とは思えない気迫でチームを勢い付けてくれました。おめでとう!!




 来週には同じく大きなターゲットとしてきたMR戦が控えています。最高の準備をして、次こそ勝ちましょう!!



【最近ハマっていること】


 さて、話は変わりますが、最近の私の些細な趣味を紹介したいと思います。それはズバリ「古着」です。多くの人は「どうして新品じゃなくてわざわざ古着なのか?」と疑問に思っていることでしょう。そこで古着の魅力を大きく3つに分けて語っていきます!これをきっかけに少しでも古着に興味を持っていただけたら嬉しいです!


?財布に優しい


 古着は基本的に新品で買うよりも安く買うことができます。憧れのブランドのものでも、ユニクロくらいの値段で買えたりします。金欠大学生の味方以外の何者でもありません。



三茶のnoir(オススメです)で購入したJlL SANDERのセットアップ

サマーセールで購入したので上下セット、このクオリティで11000円、、安い。



?ロマンしかない


 古着にはロマンしか詰まっていません。デニムの色落ちや古着にしか出せない退色感や風合い、前の持ち主がつけた汚れなど、ロマンに溢れています。




三茶のthreeで購入した90年代のデニム

古着にしか出せない色落ちに惚れました。


 もっと古い年代のデニムだと、前の持ち主が煙草の火をマッチでつける際に、マッチをデニムで擦った後がついているものもあったりするらしいです、まさに漢のロマン。



駒沢公園のフリマで購入した70年代のTシャツ

写真だとわかりにくいですが、ずっと前の持ち主がつけたであろう茶色の油汚れがあります。この土臭さが堪りません。



町田で購入した90年代のボブディランのTシャツ

襟元のボロ具合が最高です。ただのボロだなんて言わせません。


 古着好きの中には穴だらけのTシャツやビリビリのパーカーを好んで着ている人もいますが、恥ずかしながら私はまだその境地にはいません。



?古着屋が魅力的




先日行った高円寺の「chart」


 古着と切っても切れないのが古着屋の存在です。お洒落な雰囲気の店内で、カッコよくてイケてる店員さんと話しているだけでテンションが上がります。そのせいで私は買いすぎてしまうこともしばしばですが、少し反省はしつつも最近は拍車がかかってきています。


 古着屋巡りに誘っていただければどこでも飛んでいきます!是非誘ってください!!



 さて、次回のブログは

3年の中村さんにお願いします!!

中村さんは普段はみんなの愛されキャラですが、試合となると漢気溢れるプレーでチームを鼓舞していて本当に尊敬しています。ブログ楽しみにしてます!

小学生の時「タイトルはインパクトが命」と教わったのに、未だに良いタイトルが作れない

投稿日時:2023/09/20(水) 22:30

こんばんは。JSKSマネージャー3年の小鷹理紗です。

雄音也から指名をいただきました!ありがとう?


雄音也はチーム1の素直さの持ち主です。

練習では向上心に溢れ、試合では全力で仲間を応援したり闘志に満ちたプレーをする姿が魅力的?

個人的には、1年生の時からタメ口を使わせてもらい、私をちゃん付けせずに呼んで仲良くしてくれて、感謝しています。

残り2ヶ月弱、チームで一緒にいられる時間を大切に過ごしたいです。


練習終わりに無料チケットもらって飲んだスタバ。約2名ストロー細くて飲むの苦戦してたね


久しぶりのブログ、何を書くかとっても迷いましたが、せっかくなら普段口に出さないような話をしようと思います。

少し自分語りの部分もありますが…お時間ある方は読んでくださると嬉しいです?






先週のJSKS


ついにクラブ選手権が開幕しました!
4年生ひとりひとりの心のこもったブログを読み、練習で顔を合わせるだけでは知ることのできなかった過去、それぞれの目標や意気込みに触れ、胸が熱くなりました。
チームのみんながそれぞれのやり方で目標を達成し、それが1つでも多く形になればと願っています。
私も、先輩方の集大成の大会に全力で挑みます!

初戦の相手は、山梨学院GreenEaglesでした。
スコアは17-50。前半は相手のテンポにのまれてしまった印象でしたが、後半は良いプレーもたくさん生まれ3トライ決めることができました。
スコアからは見えにくいですが、主将が言っていたように気持ちや成果では負けていない部分があったと思います。
プレーを振り返り、良いところも足りなかったところも全て次に繋げて、残り5戦を戦ってほしいです!

山学戦POMの野村。行き道に速度違反取られたけどプラマイゼロだね。





私について

ここからは私なりのマネージャー観と、それに至る過去をお話できればと思います。

中高時代はバスケットボール部に所属していましたが、中3の時に腰の病気が判明してプレーを続けられなくなり、マネージャーになりました。

ここが私のマネージャーの原点です。(アナザースカイ風)

運動神経も特別良くはなく、センスがあり努力もできる同期たちについていけなかった私は、バスケを辞める理由ができて安堵した記憶があります。


バスケをやってた証拠を探したけど、こんな情けない写真しか見つからなかった。無念。


ただ、キツかったのはその後で

嫌われていた顧問の先生から半ば迫害のような扱いを受け、

泣きながら15Lのジャグを2つ持って階段を上り下りしたり、誰もいない地下倉庫を雑巾がけしたり、数十人の後輩がやる仕事を1人でこなしました。


ここで、プレーの引退は目先の苦から逃げただけだったことに気が付き絶望します。


マネージャー(?)の仕事から逃げる選択肢もあったものの

負けず嫌い5割、顧問に退部届を出せない臆病さ3割、同期や先輩のことが好きな気持ち2割で、

バスケ部からは離れませんでした。


存在意義を見出し顧問に示すために、必死にテーピングやらリハビリやらトレーニングメニューの作り方を勉強しました。

今思えばすごい偉い。でもそうでもしないと部に居られなかったんですよね。


できることが増えてからは、より良いパフォーマンスのために何ができるか考え、試行錯誤しました。

キャプテンやコーチとメニューを考え、怪我人のリハビリを指導し、復帰まで確実に導く。

バスケに直接関わらないことでも、会計や事務、選手のメンタルケアなど、やることは探せばいくらでもありました。

これら一つ一つの積み重ね、自分の行動がチームの勝利に結びつくことを実感し

責任感ややりがいを味わいながら、自分なりのマネージャー像を作り上げていきました。


そんなこんなで、私のマネージャー人生は逃げから出発しました。

後ろ向きな気持ちも多くありましたが

練習の質を上げる」「組織の成果に責任を持つ

という私のマネージャー観はこんな感じで形成されました。


ちなみに存在意義探しの一環として審判資格も取って、今でも母校バスケ部に招集されます。

夏休みは合宿にも帯同しました。帰り際に「12/24大会あるんだけど、空いてる?」と聞かれ、脳死で頷いてしまいました。

どうせ予定なんて無いだろ、みたいなノリでした。まあいいんだけどさ。


審判資格、取った当時は高校生として超珍しいともてはやされたのに、浪人のせいで失効した。無念。






おすすめのプリン

長々と過去を語ってしまいましたが、ここからはゆるっと、私のおすすめプリンをご紹介します!!?


去年の誕生日ストーリーで「無類のプリン好き」と紹介された私ですが、プリンが好きになったのは大学生になってからです。

普段からインスタで調べてプリンの投稿を保存していて、友達とお茶をする時はそこから探しています。


今回は私が食べた中で思い出深く、かつお店のアクセス的に手の届きやすいプリンをいくつか紹介します。


?丸の内 NIHONBASHI BREWERY. T.S 


ここのプリン、デカすぎ。



写真では伝わらないかもしれませんが、とにかく大きい。「プリンって、デザートじゃなくて食事なんだ。」と思うくらいお腹を満たしてくれます。

クソデカプリンの上にクソデカアイスも乗っていて、まあまあ罪深いのも特徴です。

食べ始める時は、こんな大きかったら飽きるんじゃないかなと心配しましたが、そんなの杞憂です。冷たいバニラアイスとプリンのカスタードの相性がとても良く、ぺろっといけちゃいます。




?三田 グーテ・ド・ママン


こちら、王道プリンになります。



固め、カラメルがほろ苦くて、卵の味がしっかりしています。
キャラメルプディングという名前ですが、キャラメルの味はそこまで強くなかった気がします。
こちらのお店は三田にあって、3,4年生は空きコマに行けるので今回挙げました。
閑静な路地にあるこじんまりとしたお店で、とても癒やされます。課題や授業に疲れ、甘いものを食べてほっと一息つきたいと思ったら、ぜひ行ってみてください?




?高田馬場 LIWEI COFFEE STAND


ここのプリンは一風変わってます。



まず上にカラメルの飴細工が乗っていること。パリパリしてておいしいです。
そしてなによりも1番の特徴は、カラメルが烏龍茶の味になっていること!
風味が華やかで、甘ったるいのが苦手な人でも楽しめると思います。
また、お皿や茶器などが中国のものでかわいい。
店内は静かでインスタ目的の入店禁止なので、落ち着けます。
ラテアートも有名みたいです。




?湯島 自家焙煎珈琲みじんこ


このプリンは、死ぬまでに一度食べた方がいい。


このお店はインスタで有名ですが、有名になる理由が分かります。
表面がブリュレされていてパリパリで、中はひんやりアイスのような不思議な食感が楽しい。
初めは濃厚なカスタードを味わって、後からコーヒー風味のカラメルをかけると最高です。
プリンは1段と2段が選べますが、絶対に2段にするべき。



番外編:コンビニプリン

わざわざプリンのためにカフェなんて行かないよ!という方も大勢いらっしゃると思うので、気軽に食べられるコンビニのプリンも紹介しておきます。

コンビニスイーツを侮るなかれ。

最近のコンビニスイーツはクオリティが高いです。プリン1つとっても色んな種類があって、コンビニごとに全く味が違います。
ぜひ皆さんにもお気に入りのプリンを見つけてほしいです?

圧倒的1位はセブンイレブンの「きみだけのプリン」です。


もう名前からして優勝。「黄身」と「君」をかけてる粋なプリンです。
黄身だけ使っているから、味がはっきりしていて濃厚です。甘さ控えめのカラメルを合わせるとまた大人の味がします。


セブンイレブンのもう1つのおすすめは「カスタードプリン」です。


とろとろしていて、口当たりがなめらか。カスタード部分のバニラと、カラメルの香りが最強で、嗅ぐだけで幸せになれます。
卵にこだわっているようで、企業努力を感じるところもポイント。いつもありがとう。

2つ立て続けにオススメしたように、プリンだけで言えばセブンイレブンの右に出るコンビニはありませんね。
前は「窯出しとろ生カスタードプリン」っていう伝説のめちゃうまプリンがあったんですが、いつの間にか見なくなりました。見つけたら教えてください。

ファミリーマートなら「窯出しとろけるプリン」がオススメです。ミルク感が強くて舌触りが良い中にもたまごを感じます。

以上、オススメのプリンでした。
お店のでもコンビニのでも、食べたよ!という方は感想を教えてください?
ここのプリン美味しいよ!という情報も待ってます。




かなり長くなってしまいましたが、読み応えのあるブログになっていれば良いなあと思います。
これを読んで、私について少しでも興味を持ってくれたり、今まで持っていたイメージが変わったりしていたら嬉しいです!




このブログのバトンは、に託そうと思います!

ベビーフェイスと持ち前の明るさで、圧倒的後輩感を醸し出す廉。
ヘッキャを被るとまじで赤ちゃんだとマネージャーの間でしばしば話題になります。

かわいいやん。

理工学部の勉強と両立しながら、大学から始めたラグビーに一生懸命な彼を本当に尊敬し、応援しています。
私服がオシャレなのと、読書家なところも魅力ですね。
2年生の夏休みも終盤、思い出でも綴ってください?


主将として

投稿日時:2023/09/16(土) 23:51



お疲れ様です。改めまして、主将の松本宗良です。普段練習では、チームの皆に前向きなことばかりを言って、弱みを見せないようにしているけれど、今回のブログでは本音を話していこうと思います。少し長いけどお付き合いください。

遡ること昨年の12月9日。前主将で現コーチの山本大貴さんに焼き肉を食べに連れて行ってもらったことがあります。なんとなく食事会開催の意味は想像できてはいたけれど、実際に次の主将を託したいと直接頼まれたときは、「あー、やっぱりな」と思ったと同時に、「なぜ自分が主将なのか」とも思いました。なぜなら、私は、私の知るJSKSの主将像からかけ離れていたからです。2つ上の主将であった鈴木翔太さん、そして前主将の山本大貴さんは普段からめちゃくちゃ明るくて、飲み会では自分から場を盛り上げるタイプでした。一方で私は、普段どちらかと言えば口数が少ないし、飲み会でも率先して場を盛り上げることはなく、特段話がうまいわけではない真逆のタイプだったからです。


左が翔太さん、右が大貴さん


 そのため、ラグビーは好きだったし、JSKSは最古のラグビークラブという伝統あるチームだったので前向きな気持ちはありましたが、不安な気持ちと共に主将を拝命いたしました。

 

 あれから約9ヶ月。主将らしくなれたかな。


 シーズン当初はうまくいかないことばかりでした。「敵陣ファースト」というテーマに沿ってどのような練習を組み立てていけばいいかわからなかったし、今まで主将を務めたことがなかったので、練習の時にどういう気持ちで、どういう言葉を皆に投げかけるべきか悩んでいました。ずっと暗闇の中を模索し続けた感覚。自分なりに頑張っていたつもりだけど、結果はなかなか出ず、KCRFでは初めて公式戦においてライバルであるBYBに負け、悔しい思いをしました。


「全然うまくいかねーーーーー」


自分の部屋でそうつぶやいたこともありました。


 しかし、白岩さんから練習メニューの考え方を教わったり、練習の度にその日の“チャレンジ”を話し、皆が聞いてくれたりすることで、部員が目的意識を持てるような練習を提供できるようになったり、以前よりも自信を持って話せるようにはなってきたと思っています。まだまだ足りない部分はあるけど。


何度もチャレンジを書いてきたホワイトボード


 JSKSの主将らしくはなかったけど、周りの人に主将らしくしてもらった、そんな実感が強いです。だから皆に伝えたい、「ありがとう」。
 

 そんな私だから、正直、主将としての活動の中で楽しさよりもしんどいと思うことが多かったです。それでも、心の底から主将になれて良かったと思ったことが2つあります。


1つ目は、セブンスで優勝したことです。今までの取り組みが間違っていなかったと思えた瞬間であり、且つ仲間と喜びを分かち合えた最高の瞬間でした。




 そしてラグマガに自分のコメントが載ったときは、心からJSKSの主将であることを誇らしく思えました。



秩父宮での記念試合。後半スクラムばっかで、ボールタッチできなかったことは内緒。


2つ目は、菅平合宿の最終日前夜に、サプライズでアイルランドTシャツをもらったことです。合宿で活躍した部員に対しての授賞式を終え、「一段落したなー」と思っていた次の瞬間のことだったので、本当にびっくり。マジで嬉しかったです。


 こんなに嬉しかった理由は、合宿の1ヶ月以上前から試合相手を探す、しおり作成などの準備をしてきたことや、途中で体調不良者が出て、合宿を中断しなくてはいけない可能性があった中で最後までやりきることができたからです。
 これらのこともあり、合宿を終えて自分の部屋に戻ると、少し涙が出てきました。ラグビー人生7年間の最後の菅平ということと、合宿をやりきったことに対して安堵した瞬間でした。


シーズン当初は幹部5人で始まった絆が



徐々に深まっていき




菅平合宿を通して本物のチームになりました





皆で創り上げた素晴らしい合宿だった。ありがとう。


あともう1つだけ。主将になったことで、私自身変わったことがあります。それはタックルする前のマインドの変化です。

ここで質問だけど、皆は私をどういう選手だって思っているでしょうか。どんなに大きい相手に対しても躊躇せずにタックルして、ジャッカルして、体を張り続ける選手、そんな具合でしょうか。もしこんな印象を持たれているとしたら、それも私が主将に選ばれた要因の1つかもしれませんね。

しかし、本心では、タックルすることがめちゃくちゃ怖いと思っているし、試合中に何度も逃げたいと思っています。本当はめっちゃ弱いです。これマジです。それでも、私は人からどう思われているかを人より気にするタイプだから、意地っ張りだから、根性なしと思われたくないから、多少痛い思いをしても弱いところを見せずに体を張り続けてきました。つまり自分の印象を壊さないように、自分のためにタックルしていました。普段はあまり口数が少なくて静かなのも、人からどう思われているか気にしているからかもしれないですね。

そんな私が主将になって、チームのためにタックルするようになりました。試合中厳しいときにキャプテンが敵から逃げていたら、チームの士気が下がってしまうと思っているからです。そしてそれ以上に、セブンス優勝の時のような喜びをもう一度仲間と味わいたいからです。そのために必要なタックルなら、いくらでもしてやると思えるようになりました。主将としての責任感が、皆と勝利を分かち合った経験が、私を変えました。



そして最後の公式戦、クラブ選手権が始まりますね。1人1人色んな感情を持っていると思います。さらに、怪我人が出ていて不安になっている人もいることでしょう。試合中、厳しい展開になることも絶対にあるでしょう。「本当に勝てるかな」と言葉にせずとも思うときがあるかもしれない。



そんなときは俺を見てください。何点差に離れても最後まで諦めないでタックルします。最後までみんなの主将でいようと思います。キツいと思うこと、あるかもしれない。でも最後までやりきります。


JSKSからもらったものが多いから、その分勝ちたくて厳しいことを言う機会が多かったと思うけど、それでもここまでついてきてくれてありがとう。あと、もう2ヶ月ちょっと。力を貸してください。皆とやりきった先にある景色を見たいです。絶対勝とう!やりきるぞ!



     『責任』 4年 松本宗良


クラブ選手権に向けて

投稿日時:2023/09/16(土) 20:24


お疲れ様です。JSKS副将かつFWリーダーの篠?です。チャス。みんなのブログみたいにアツいことは書けないかもしれませんが、自分が思っていることを書こうと思います。拙い文章ですが、目を通していただけると幸いです。
今シーズンもついにここまで来ましたね、KCRFあんまり勝てなかったり、セブンズ優勝して秩父宮行けたり、いろいろなことがありました。個人的にはセブンズの優勝が春シーズン最大のハイライトかなと思ってます。あれほどの興奮したのは久しぶりです。

        ナイスプレー

今思えばJSに入った大学1年の4月がつい最近に感じます。時間たつの早すぎ。振り返ってみると、JSに入って本当に良かったと思っています。うまくて強い仲間と一緒に戦えたこと。飲み会。素敵な先輩、後輩、同期。感情が沸き上がる試合。しんどいことも少しだけあったけれど、それ以上に楽しいこと、素晴らしい思い出がたくさんあり、コロナの制限もあった自分の大学生活を彩ってくれました。


JSの縁でバイトやゼミにも入ることができました。
       千両の皆さん

当時、高校の先輩がいたという理由だけで入ったJSKSには感謝しかありません。

とここまでJSへの感謝を述べさせていただきました。ここからは、クラブ選手権に対する自分の思いを書こうと思います。

クラブ選手権に対する思いは2つあります。1つ目はやはりこのチームで”勝つ”ことです。
自分は今のチームがかなり好きです。合宿を通して、みんなと共に生活をしていく中で、よりその思いは強くなりました。また、練習後に一緒に飯食ったりしている時にもそれを感じます。

      丸亀に並ぶ”JSメシ”

自分はラグビーの醍醐味の1つに、皆んなで喜びを共有する瞬間があると思っています。この一年、セブンズでは優勝できましたが、15人制の公式戦ではあまり良い結果を残せませんでした。だからこそ最後、クラブ選手権では勝利し、最高の仲間と喜びを共有したい。と強く思っています。

          脳汁

もう1つは個人として”出し切る”ことです。これはタイトルの由来でもあります。高校入学と同時に始めたラグビーも7年目、今年が集大成です。ラグビーやプレーに対する後悔を残すのも嫌ですし、素敵な仲間とするラグビーもクラブ選手権が最後!ということで、出し切ります。かぐらや宮内みたいに相手をカチ上げるタックルはできないですが、相手の膝を刈りつくし、常に前に出続けてチームを盛り上げます。心得するぞ!

  深い意味はないけどお気に入りの写真

最後に少し。自分は今年のチームで副キャプテンとしての威厳をあまり示せていなかったと思います。日々の発言、行動、など。ダメダメでした。申し訳ない。せめて最後の公式戦、プレーで貢献したい、引っ張っていきたい。体を張って周りを鼓舞したい。そのように思っています。クラブ選手権、低いプレーで前に出続けます。まずは山学戦から。出し切ります!!
クラブ選手権がんばろう!!!
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